それからの私はとゆうと

完璧にぐれた私がいた

中学までは普通の私だった高校あがってからはもう自分のことなんてどうでもよかった

言ったら反抗期だったと思う

祖母もそんな私にはあきれていた

でも毎日欠かさずお弁当を作ってくれていた

そんな祖母の暖かさなんて馬鹿な私は知りも知らなかった

 

なんとかいろいろあったけれど高校は卒業できたんだ

その時期から祖母がおかしくなった

軽い認知症になってしまった

多分私のせいだとは思う。迷惑かけたから

 

高校卒業して私はある介護食を作る仕事に就いた

でもそこではもう身内のグループができていて 気が強い主婦とかおばさんばかりだったから

まぁ苛められるよね

しんどかった社会に出ることがこんなにもしんどいとは思わなかった

1か月も続かなかった

帰ってきたら部屋は荒らされていたこともあった

祖母だと思う

あつあつの出来立ての白米を顔にかけられたこともあったけれど仕方がない事だと思っていた

当時お兄ちゃんもおかしくなっていてお医者さんに精神の薬をもらってるほど病んでいた

お兄ちゃんにも思うことがあってしんどかったんだと思う

私たちの家族はぐちゃぐちゃになってた

一人ひとり考えることは違くて

悩みを各自持っていたんだともう

皆限界だったんだ

包丁をつきつけられたのもこの時期だった

なぜ喧嘩したなんてもう忘れたけれど・・・

怒ったお兄ちゃん手には包丁

泣いてる私に突き刺そうとした

怖かった死んだかと思った

今思うとこのとき死んでしまえばよかったと思う

そんな家でも安心できる場所はなくて

仕事でもいじめられていて

私の居場所なんてなかった

誰も助けてはくれなかったし ゆういつ信じてた友達にも相談はできなかった

迷惑かけたくなかったし心配させたくなかったから

そんな私を救ったのはネットゲームで

そこで知り合った男の人と恋に落ちた

本当馬鹿だと思う

今その時の自分に何かを伝えれるなら全力でやめてって伝えている

 

 

私は家を出ることにした

祖母も捨ててお母さんが貯めてくれていた大量のお金をともに

その男の人と暮らすためだ

その男の人が東京にすんでいて

同い年だ

顔はイケメンだと思う 女はイケメンに弱いって言うけど本当にそうだと思う

その男の人は働いてもいなかった

でも当時の私はそれでもよかったんだ

好きって気持ちが邪魔をしていたんだと思う

話をとばして簡単にまとめると

60万いいように使われ

お母さんの形見である指輪を売られ

金つるにされていたんだ

本当にばかだよね

その時初めて私はリスカを覚えた